交流モーターの回転スピード(回転数)は
交流の周波数に比例してモーターの極数に反比例します
一分間の回転数=120×周波数/極数
関東と関西では周波数が50ヘルツ(HZ)と60ヘルツに静岡県の富士川あたりで分かれています
これは明治時代に最初に発電機を輸入した際、東京はドイツ製の50HZを
大阪は60HZのアメリカ製を輸入した事によります
従って4極のモーターであれば関西では1800回転/分 関東であれば1500回転/分です
本題に戻って交流のモーターの回転数を変えるには周波数を変えればいいんですね
でも電力会社から供給される電力の周波数はこちらの都合で変えてもらえません
周波数を任意に変える事が出来ないか???
実は安価でいい物があるんですよ 制御の世界ではインバーターという物があります
このインバーターというのは交流を整流器で直流に変え、その後サイスタという
素子を使って直流電源の向きや、幅を切り替えて交流を作ります
モーターの回転スピードを変える事で 色々と便利な物があります
身近な物ではエアコンがありますね
モーターの回転を変え 結果としてコンプレッサーの能力を変化させて
最適な条件で運転しているのです
実際のインバーターの写真です
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